TRPGのトリセツ
神話生物の方々
クトゥルフ
大いなるクトゥルフ
クトゥルフ神話の名称を冠されるほど代表的な神話生物。
普段は古代都市ルルイエとともに海底の奥深くに沈んでいる。
もし、ルルイエとともにクトゥルフが完全に浮上してきたら、人類は絶滅するとされており、ルルイエが浮上した際は「時が止まり、死が死に絶える」とされる。
時折クトゥルフの思念波を受けて悪夢を見たり、精神が錯乱する者もいる。
ニャルラトホテプ
トリックスター
千の貌をもち、ヨグ＝ソトースと呼ばれる神話生物のメッセンジャーである。また、貌がないゆえに千の貌を持つとされ、どんな姿にもなることができるとされる。
破壊と狂気をもたらすために暗躍する。その目的は不明であり、謎に包まれている。存在そのものが矛盾しており、それと同時にすべてが真実であるとされる。
イゴーロナク
背徳と悪行の神
イゴーロナクは地中の夜の深淵を越えた先にある煉瓦の壁の向こう側で眠る存在である。だが、邪悪があるときイゴーロナクの名が唱えられ、または人目にさらされることで邪神は崇拝者や餌食を求めて現れ、犠牲者の肉体と魂を乗っ取ることで人の世へ帰還し、旧支配者が復活する日を待つのである。
人々の願いを叶える代わりに自身の従者となることを要求する。しかし、願いはイゴーロナクによって歪められた形で成就することになる。
イス人
イースの偉大なる種族
時間の秘密を解き明かした唯一の種族である。そのため畏敬の念を込めて、偉大なる種族と呼ばれている。
本体を持たず、円錐形の生物の肉体を乗っ取って地球にやってきた。互い精神を交換する装置を使って時間と時空を超越することができる。
彼らは知性というものを何よりも尊いものとし、高い価値を置いている。肉体を持つ生物と精神交換してはその生物の文化、知識を収集し続けている。